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2017年05月09日

環水公園でカヌー体験 〜進め!桜井高校土木部 コンクリートカヌー大会へ向けて〜

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とある日曜の午後。

 

うららかな陽気に誘われて、ふらっと環水公園に立ち寄ってみると、
いつもの運河に色とりどりのカヌーが浮かんでいるではありませんか。

 

 

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カヌー体験教室

 

どうやら1人300円でカヌー体験ができるイベントのようです。
環水公園では4月から11月までの毎月第3日曜日を「環水公園の日」としていて、
その日はカヌー体験教室などが開かれているんですね。

 

もちろん参加することにしました(家族が)。
カヌーに乗り込む前に、参加者は陸でパドルの扱い方を丁寧に指導してもらいます。

 

 

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パドル(※注1)は左右のブレード(※注2)の角度が違うため、右手はしっかりと、
左手は軽く握るのがポイントだそうです。
ライフジャケットを着用し、さっそくカヌーに乗り込みます。

注1)パドル:カヌーを漕ぐのに使われる櫂(かい)
注2)ブレード:パドルの水かき部分

 

 

漕ぎ始めは水の抵抗が重く感じられるものの、スピードが出始めると水面を
滑るように進んでとても気持ち良いそうです。
でも左右を均等に漕ぐのが難しくて、まっすぐ進むのは意外と大変なんだとか。

 

 

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参加したうちの家族は「明日大胸筋あたりが筋肉痛になる予感がする」と
言っていました。結構いい運動になるみたいです。

 

桜は大方散り始めていましたが、きらきらと輝く水面を滑ってゆくカラフルな
カヌーが環水公園をいつもよりも華やかに見せてくれています。

 

 

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岸辺で眺めていると、受付の女の子たちの会話が耳に入ってきました。
「さっき料金受け取らなかったよね?」
「あー、もらってない!」

 

……余計なお世話ではありますが大変気になる会話です。
見れば、不慣れな受付を(失礼!)必死に頑張っているのは、
まだ若干のあどけなさを残した学生さん。思わず話しかけてしまいました。

 

 

−どちらかの高校の生徒さんですか?

桜井高校の土木部です」

 

−黒部市の高校ですよね。……ん?土木部?カヌー部ではなく?

「あ、私たちコンクリートカヌーを作っているんですよ」

 

コンクリート?カヌー?浮くの?
私の頭の中のはてなマークは増える一方です。
「薄ーいコンクリート製のカヌーを作って、全国大会に出たりしてます」

 

−じゃあ、このカヌーもコンクリート?

「……ではないです。普通に売ってるやつです」
……ええと、これはコンクリート製ではない、と。

 

 

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俄然、コンクリートカヌーに興味が湧いてきました。
(ちなみにカヌー体験の料金は無事回収できたそうで、一安心です)
県立桜井高校土木科の高原先生にさらに詳しいお話を
お聞きすることができました。

 

 

コンクリートカヌーとは

 

「普通カヌーというと木で作られているイメージですよね。
コンクリートカヌーは、合板の型に薄くコンクリートを塗って作るんです。
(※合板の型は外す)
ちゃんと水に浮くように生徒たち自身が浮力等を計算して作るんですよ。
これは土木の良い勉強にもなるんです」(桜井高校・高原先生)

 

 

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(写真提供:桜井高校・高原先生)

 

 

桜井高校土木部
コンクリートカヌーの全国大会に向けて

 

桜井高校の土木部は、男子4名・女子13名から成る部活動です。
授業で学んだ知識や技術を活かしてコンクリートカヌー作りに
取り組んでいます。
土木部の部員のうち土木科の生徒は5名。近年は普通科や生活環境科の
女子生徒が興味を持って入部するケースが多いのだとか。土木系女子、
いい響きです。

 

土木部では、8年前から毎年「土木系学生によるコンクリートカヌー大会」という
全国大会にも挑戦しています。寡聞にして初めてこの大会の存在を知りましたが、
土木系学生の甲子園といったところでしょうか?

 

大会ではカヌーの出来栄えとスピードを競います。
昨年は見事決勝に進出し、総合で全国5位、高校の部の技術賞受賞という
好成績を収めました。

 

 

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レース前の様子。予選は女子ペアで突破しました。(写真提供:桜井高校・高原先生)

 

 

今年も8月に埼玉県で開かれるその大会に向けて準備を進めているそうです。

 

―難しいところは?

「軽量化と強度を高めることがテーマですが、材料同士の相性もあり、
なかなくまくいかないこともたくさんあります。失敗も多く材料が
無駄になることも多々あります」

 

 

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型枠となるべニア板に線を引いている様子(写真提供:桜井高校・高原先生)

 

 

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べニア板を張り合わせ、組み立てた状態(写真提供:桜井高校・高原先生)

 

 

今年の目標は3位以内に入ることだそうです。試行錯誤を乗り越えた知恵と技術の結晶が、
水を切って進む姿を見てみたいと思いました。

 

桜井高校土木部では、練習も兼ねて、毎月環水公園の日のこのカヌー体験教室の
お手伝いをしているそうなんです。
「地域の方との交流を深められますし。カヌーから見る風景は
また違っていて楽しいですよ。魚なんかも見えるんですよ」(高原先生)

 

 

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5月のカヌー体験は3倍楽しい

 

5月の環水公園の日は、「カヌー特別企画」として、カヌー体験教室だけでなく
3つの企画が予定されています。
親子でも、友達同士でも、お一人でも楽しめるそうです。
環水公園の新しい魅力を発見できそうですね。

 

そしてサポートで頑張っている高校生の皆さんにも是非ご注目を!
桜井高校土木部の皆さん、今年も素晴らしいカヌーを作り上げてくださいね。

 

全国大会の良い知らせを楽しみにしています。

 

 

そう言えば、カヌー体験で張り切った夫は、翌日は案の定腕の筋肉痛に
悩まされたようです。同乗した子供の分まで漕いでましたからね。
とても楽しいイベントですが、皆さんも漕ぐ時は変に力が入りすぎないよう、
注意してくださいね(笑)

 

 

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INFOMATION

日時:5月21日(日)午前10時〜午後3時(受付は午後2時半まで)※雨天中止

場所:富岩運河環水公園

・カヌーツアー 〜中島閘門行ってみよう〜
・水面スタンプラリー
・ディアルスラローム
(料金300円、主管:白水カヌークラブ 090-9442-8433)

 

■writer:*mana*
北陸の魅力は、いっぱいある!北陸三県の魅力を紹介したブログもぜひご覧ください。

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